こんにちは、Hitomiです。
いまやクラウドが主流ですが、まだオンプレミスの環境も多く残っているなと日頃思います。
どちらにもメリット・デメリットがあるということですね。
ではクラウドのメリットは何があるかというと・・
- 初期コストが抑えられる
- 即時利用ができる
- 機材を資産として持たなくてよい
- 環境を柔軟に変更できる
逆にデメリットを上げるとすると・・
- カスタマイズの制約
- ネットワーク負荷が高まる
- 提供会社のサービス終了
こんなところでしょうか。
クラウドも、パブリックやハイブリット、プライベートなどありますが
プライベートクラウドとなるとクラウド業者の一部を占有することになるか
オンプレと同じく機材を用意するケースもあるようですね。
自前の基盤で用意したプライベートクラウドは、初期コストもかかってしまうし
管理も自前なため、まるでオンプレのようで、クラウドなのかと不思議な位置づけです。
そんなちょっとした疑問を感じていたところ
面白そうなサービスを見つけました。
HPE GreenLake
https://www.hpe.com/psnow/doc/a00124524jpn.pdf?jumpid=in_pdfviewer-psnow
このHPE GreenLakeというサービスを利用すると(自前)プライベートクラウドの環境を
サブスクリプションで利用できるみたいなんです。
要は「自前プライベートクラウドの設置や構築などの費用はかからず、
設備を使用した分を月額利用料として支払うモデル」でしょうか。
設置場所だけ用意する感じ?これなら、オンプレのメリットを受けつつ
クラウドのように初期コストを負担せずにインフラ環境を利用できそうです。
利用料はストレージなら利用した分を、サーバーなら電源が入っている機器分や
仮想マシン単位の使用状況で課金というのを選べるみたいです。
この辺り実稼働分だけで清算できるのは無駄がなくていいですね。
特にインフラって余力の分を事前に確保しておくとか設計が必要だし
こういったコストを減らせるのはメリットかなと思いました。
ビジネスの側面で考えると資産として持たないという選択肢が増え
そのうえでどの形態にするのかを考えられるのはいいですね。
エンジニアという仕事をするうえで、テクニカルなことだけでなく
知らないサービスや技術を調べるとまた違う面白さや発見がありそうです!