Exchange Onlineのインプレースアーカイブについて その2

こんにちは。管理人です。

前回Exchange Onlineのインプレースアーカイブ機能について書きしたが、その続きです。(前回の記事はこちら

繰り返しとなりますが、Exchange OnlineにはPlan1、Plan2とあり、メールボックスの容量とインプレースアーカイブ容量は以下のようになってなっており、それぞれ追加料金なしで利用できます。

価格はPlan2の方が高く設定されていますが容量だけではなく「データ損失防止機能」なども提供されています。

【Exchange Online Plan1】
・メールボックス容量:50GB
・インプレースアーカイブ容量:50GB

【Exchange Online Plan2】
・メールボックス容量:100GB
・インプレースアーカイブ容量:1.5TB

※2023年10月現在の情報です。

今回は「Exchange Online Plan1」に含まれるインプレースアーカイブの50GBが一杯になった場合の対処についてです。

前回少し触れましたが「Exchange Online Archiving」を追加することで費用は発生しますが拡張できます!

「Exchange Online Archiving」はユーザごとにライセンスを割り当てることで、「Exchange Online Plan2」のインプレースアーカイブと同等の機能となり容量上限も50GBから1.5TBとなります。

・Exchange Online Archiving サービスの説明
https://learn.microsoft.com/ja-jp/office365/servicedescriptions/exchange-online-archiving-service-description/exchange-online-archiving-service-description

インプレースアーカイブ設定済みのユーザーであれば、Microsoft365管理センターでライセンスを購入し対象ユーザーに割り当てることで容量が自動的に拡張されます。

いきなり1.5TBまで拡張されるというわけではなく必要に応じて拡張されます。

以上、Exchange Onlineのインプレースアーカイブ機能と「Exchange Online Archiving」についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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