Arcserve UDP Agent および RPS を 9.0 から 9.1 へアップグレード (バージョンアップ)してみた

こんにちは、あーくん です。今回も 「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) Agent および RPS管理サーバ をアップグレード (バージョンアップ) してみた」を掲載します。前回 に引き続き Arcserve UDP 9.0 Agent から 9.1 Agent へのアップグレード、Arcserve UDP 9.0 RPS から 9.1 RPS へのアップグレード を検証環境にて実施してみました。

Arcserve UDP 9.1 は 7 月 14 日 にリリースされたばかりの最新バージョンであり、脆弱性対応や不具合修正が含まれます。新規インストールについては後日取り上げます。
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2023/07/post-93def1.html

プログラムは Arcserve UDP 社サポートサイト (要 Arcserve 社登録アカウント) にて公開されているファイルを使用しています。
https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-9-1-Download-Link?language=ja

【Arcserve UDP Agent アップグレード(バージョンアップ)インストール画面】
①ダウンロードしたファイルを右クリックして、”管理者として実行”をクリックします。ファイルの解凍が実行されます。

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Arcserve UDP Agent および RPS を 8.0 から 8.1 へアップグレード (バージョンアップ)してみた

こんにちは、あーくん です。今回は 「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) Agent および RPS管理サーバ をアップグレード (バージョンアップ) してみた」を掲載します。

前回 に引き続き Arcserve UDP 8.0 Agent から 8.1 Agent へのアップグレード、Arcserve UDP 8.0 RPS から 8.1 RPS へのアップグレード を検証環境にて実施してみました。

使用したプログラムは Arcserve UDP 社サポートサイト (要 Arcserve 社登録アカウント) にて公開されているファイルを使用しています。
https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-8-1-Download-Link?language=ja

【Arcserve UDP Agent アップグレード(バージョンアップ)インストール画面】
①ダウンロードしたファイルを右クリックして、”管理者として実行”をクリックします。

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Arcserve UDP RPS を 7.0 から 9.0 へアップグレード (バージョンアップ)してみた

こんにちは、あーくん です。

今回は 「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) RPS を 7.0 から 9.0 へアップグレード (バージョンアップ) してみた」を掲載します。
前回は「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) Agent を 7.0 から 9.0 へアップグレード (バージョンアップ) してみた」を実施しましたが、筆者の温度が下がらないうちに続けてやってみました。

繰り返しになりますが、Windows にて稼働するアプリケーション は OS と同様にサポート期間 (ライフサイクル) が設定されており、バックアップソフトも例外ではありません。Arcserve UDP は 以下の通りとなります。

・Arcserve UDP サポート ライフサイクル情報
https://support.arcserve.com/s/article/206367693?language=ja
【主な稼働バージョン】
Arcserve UDP 9.0 サポート終了日:未定 
Arcserve UDP 8.0 サポート終了日:未定 ※
Arcserve UDP 7.0 サポート終了日:2024 年 1 月 31 日
Arcserve UDP 6.5 サポート終了日:2022 年 4 月 30 日
※慣例では最新バージョンリリース時にサポート終了日が確定します。

サポート期間が過ぎた場合でも アプリケーションの利用は可能ですが、何等か不具合が発生した場合にメーカサポートの制限を受け、アップグレード (バージョンアップ) 前提でのサポートとなることも起こりえます。
また、サーバが複数台稼働している環境においては、ある程度利用しているバージョンが一致していることが望ましいです。

今回は Arcserve UDP 7.0 RPS から 9.0 RPS へのアップグレードを検証環境にて実施してみました。
使用したプログラムは 2023年2月上旬の公開 最新版 Build 9.0.6034 で試しています。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial

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Arcserve UDP Agent を 7.0 から 9.0 へアップグレード (バージョンアップ)してみた

こんにちは、あーくん です。

今回は 「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) Agent を 7.0 から 9.0 へアップグレード (バージョンアップ) してみた」を掲載します。

Windows にて稼働するアプリケーション は OS と同様にサポート期間 (ライフサイクル) が設定されており、バックアップソフトも例外ではありません。Arcserve UDP は 以下の通りとなります。

・Arcserve UDP サポート ライフサイクル情報
https://support.arcserve.com/s/article/206367693?language=ja
【主な稼働バージョン】
Arcserve UDP 9.0 サポート終了日:未定 
Arcserve UDP 8.0 サポート終了日:未定 ※
Arcserve UDP 7.0 サポート終了日:2024 年 1 月 31 日
Arcserve UDP 6.5 サポート終了日:2022 年 4 月 30 日
※慣例では最新バージョンリリース時にサポート終了日が確定します。

サポート期間が過ぎた場合でも アプリケーションの利用は可能ですが、何等か不具合が発生した場合にメーカサポートの制限を受け、アップグレード (バージョンアップ) 前提でのサポートとなることも起こりえます。
また、サーバが複数台稼働している環境においては、ある程度利用しているバージョンが一致していることが望ましいです。

今回は Arcserve UDP 7.0 Agent から 9.0 Agent へのアップグレードを検証環境にて実施してみました。
使用したプログラムは 2023年2月上旬の公開 最新版 Build 9.0.6034 で試しています。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial

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Arcserve UDP 9.0 をインストールしてみた (RPSインストール)

こんにちは、あーくん です。

今回は Arcserve UDP 9.0 リリースに伴い、「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」を掲載します。
今回は最新バージョンの復旧ポイントサーバー (以降 RPS) に絞った内容となります。

では早速、Arcserve UDP 9.0 復旧ポイントサーバー (以降 RPS) をインストールしてみましょう。
評価版プログラムは無償トライアルサイトからダウンロード出来ます。
2月上旬の公開 最新版 Build 9.0.6034 で試しています。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial

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Arcserve Backup 18.0 をインストールしてみた その1 (管理サーバ インストール)

こんにちは、あーくん です。

最近は再びサポート終了の告知ばかりでしたが、今回から数回に分けてバックアップ製品を取り上げます。

Arcserve UDP は 過去に数回に分けて取り上げ、最新版についても試してみましたが、今回は Arcserve Backup を取り上げます。

Arcserve Backup は従来型のバックアップソフトであり、テープ装置へバックアップ取得が出来き、オプション製品と組み合わせることで Microsoft SQL Server などのアプリケーションレベルでのきめ細やかなバックアップ取得も可能です。

なお、 Arcserve UDP の Premium Editon と Premium Plus Editon では、Arcserve Backup のフル機能を利用することが出来ます。

では早速、Arcserve Backup 18.0 をインストールしてみましょう。
評価版プログラムは無償トライアルサイトからダウンロード出来ます。最新版は 19.0 ですが、リリース直後で筆者が追いついてません。 汗)
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial/

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Arcserve UDP 8.1 が Windows Server 2022 環境を正式サポートしました。

こんにちは、あーくん です。

今回は Arcserve UDP 8.1 が Windows Server 2022 環境を正式サポートした話題です。Arcserve UDP コンソール、復旧ポイントサーバ(RPS)、エージェント はもちろん、バックアップ対象としてサポートされるため、フルサポートになりますね。

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Arcserve UDP 8.1 をインストールしてみた (RPS インストール)

こんにちは、あーくん です。

今回は Arcserve UDP 8.1 リリースに伴い、Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

Arcserve UDP 7.0 では Update により新機能や不具合修正が行われていましたが、Arcserve UDP 8.x 以降は マイナーバージョンでの表記に変わったのでしょうかね。
今後のリリース表記にも注視していきたいです。

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Arcserve UDP 8.0 をインストールしてみた その2 (RPS インストール)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

では早速、Arcserve UDP 8.0 復旧ポイントサーバー (以降 RPS) をインストールしてみましょう。
評価版プログラムは無償トライアルサイトからダウンロード出来ます。
最新版 Build 5628 で試しています。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial/


【Arcserve UDP 8.0 RPS インストール画面】
①ダウンロードプログラムによりダウンロードされたファイル Arcserve_Unified_Data_Protection.exe をダブルクリックします。
UDP8AgentInst001

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Arcserve UDP 8.0 をインストールしてみた その1 (Agent インストール)

こんにちは、あーくん です。

前回 まで Arcserve UDP 7.0 をご紹介しましたが、今月に入り最新版の Arcserve UDP 8.0 がリリースされました。パチパチ!!

今回は最新リリース  Arcserve UDP 8.0 エージェント (以降 Agent) のインストールをご紹介します。

サラッとおさらいですが、Arcserve UDP は所謂イメージバックアップソフトであり、システム領域およびデータ領域を丸っとディスクへ取得出来ます。

では早速、Arcserve UDP 8.0 Agent をインストールしてみましょう。
評価版プログラムは無償トライアルサイトからダウンロード出来ます。
最新版 Build 5628 で試しています。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial/

【Arcserve UDP 8.0 Agent インストール画面】
①ダウンロードプログラムによりダウンロードされたファイル Arcserve_Unified_Data_Protection.exe をダブルクリックします。
UDP8AgentInst001

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その9 (RPS 環境のデータリストア)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

9 回目は Arcserve UDP 7.0 復旧ポイントサーバー (以降 RPS) を用いたエージェント(以降 Agent) 導入サーバーのファイル単位のデータリストア をご紹介します。

それでは、以前 に作成した Arcserve UDP RPS と Agent の環境を用いて、ファイル単位のデータリストアを実施していきましょう。

データリストア手順は 2パターンあります。
一つ目は Arcserve UDP RPS の管理画面から操作する手順、二つ目は エクスプローラ ライクな画面から操作する手順です。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その8 (Agent 環境のデータリストア)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

8 回目は Arcserve UDP 7.0 エージェント(以降 Agent) を用いたファイル単位のデータリストア をご紹介します。
Arcserve UDP の特長であるイメージバックアップにより、リストアも簡便に実施することが出来ます。

それでは、以前 に作成した Arcserve UDP Agent の環境を用いて、ファイル単位のデータリストアを実施していきましょう。データリストア手順は 2パターンあります。
一つ目は Arcserve UDP Agent の管理画面から操作する手順、二つ目は エクスプローラ ライクな画面から操作する手順です。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その7 (RPS 環境のシステム復旧)

こんにちは、あーくん です。
本年も GFC Blog をよろしくお願いします。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

7 回目は Arcserve UDP 7.0 集中管理サーバー(RPS) を用いた エージェント (Agent) のシステム復旧…ベアメタルリカバリー (BMR) をご紹介します。
前回 と異なるのは、バックアップデータがローカルでは無く、ネットワーク上に保存されている点です。

それでは、前々回 に作成した BMR 起動ディスクを用いて、システム復旧を実施していきましょう。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その6 (Agent 環境のシステム復旧)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

6 回目は Arcserve UDP 7.0 エージェント (Agent) によるシステム復旧…ベアメタルリカバリー (BMR) パートⅡをご紹介します。

前回作成した BMR 起動ディスクを用いて、システム復旧を実施していきましょう。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その5 (Agent 環境のシステム復旧)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

5 回目は Arcserve UDP 7.0 エージェント (Agent) によるシステム復旧…ベアメタルリカバリー (BMR) パートⅠをご紹介します。

ベアメタルリカバリー (BMR) とは、サーバーやクライアントPCのシステム復旧において、OSが無い(起動しない)ディスクに対してリストアが出来る仕組みです。
従来型のバックアップソフトウェアでは、OSとアプリケーションのインストール及び設定後にリストアが必要でしたので、復旧までに労力と時間が掛かりました。

ベアメタルリカバリー (BMR) により復旧までの労力と時間を大幅に減らすことが出来ます。
Arcserve UDP の特徴であるイメージバックアップのメリットとも言えます。

では早速、Arcserve UDP 7.0 Agent の環境で BMR を実施していきましょう。
まず、BMR 起動ディスクの作成が必要となりますので、Arcserve UDP Agent インストール後に作成します。

【Arcserve UDP 7.0 BMR 起動ディスク作成】
①スタートメニュー から ”Arcserve UDP ブートディスク” のアイコンをクリックします。
UDPBMR01

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その4 (RPS バックアップ設定)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

4 回目は Arcserve UDP 7.0 復旧ポイントサーバー (RPS) のバックアップ設定をご紹介します。
Arcserve UDP RPS によるバックアップの主な特徴は Agent と同様です。
・「永久増分バックアップ」により、初回のみフルバックアップ、2回目以降は増分バックアップとして動作する。
・継続的な「永久増分バックアップ」により、2回目以降のバックアップ時間およびバックアップデータ量が削減される。
また、Arcserve UDP Agent と RPS の機能差は 前々回 にご紹介した通りです。

では早速、Arcserve UDP 7.0 RPS のバックアップ設定をしてみましょう。
まずは、起動画面のおさらいです。

【Arcserve UDP 7.0 RPS の起動画面】
①スタートメニューに Arcserve UDP のアイコンが追加されますので、”Arcserve UDP コンソール”のアイコンをクリックします。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その3 (Agent バックアップ設定)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

3 回目は Arcserve UDP 7.0 エージェント (Agent) のバックアップ設定をご紹介します。
Arcserve UDP Agent によるバックアップの主な特徴は以下の通りです。
・「永久増分バックアップ」により、初回のみフルバックアップ、2回目以降は増分バックアップとして動作する。
・継続的な「永久増分バックアップ」により、2回目以降のバックアップ時間およびバックアップデータ量が削減される。
・サーバー 1台につき、1つのバックアップ設定となるため、シンプルなバックアップ運用が可能である。

では早速、Arcserve UDP 7.0 Agent のバックアップ設定をしてみましょう。
まずは、起動画面のおさらいです。

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その2 (RPS インストール)

こんにちは、あーくん です。

今回も 前回 に引き続き「Arcserve Unified Data Protection (以降 UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

2 回目は Arcserve UDP 7.0 復旧ポイントサーバー (以降 RPS) のインストールをご紹介します。
Arcserve UDP エージェント (Agent) との主な機能差は以下の通りです。
・Arcserve UDP 統合管理サーバー (Console) により Arcserve UDP Agent がインストールされた複数サーバーを一元管理することが出来る。
・“データストア”と呼ばれるバックアップ領域により、バックアップデータを一元管理し、重複排除機能を付加することも出来る。
・仮想環境で稼動する仮想マシンへ個別に Arcserve UDP Agent をインストールすることなくバックアップ取得(エージェントレスバックアップ)が出来る。
・複数の Arcserve UDP RPS サーバー間にて“データストア”のレプリケーションが出来る。

では早速、Arcserve UDP 7.0 RPS をインストールしてみましょう。
評価版プログラムは無償トライアルサイトからダウンロード出来ます。最新版は 7.0 Update 2です。
https://www.arcserve.com/jp/free-backup-software-trial/

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Arcserve UDP 7.0 をインストールしてみた その1 (Agent インストール)

こんにちは、あーくん です。

最近はサポート終了の告知ばかりでしたが、今回から数回に分けてバックアップ製品を取り上げます。

ヒゲダルマさん が Acronis Cyber Backup を取り上げているから対抗して…という訳ではありませんが、「Arcserve Unified Data Protection (以降UDP) をインストールしてみた」という内容で連載します。

1 回目は Arcserve UDP 7.0 エージェント (以降 Agent) のインストールをご紹介しますが、そもそも Arcserve UDP とは?ということで簡単に紹介します。

Arcserve UDP は所謂イメージバックアップソフトであり、システム領域およびデータ領域を丸っとディスクへ取得出来ます。
また、上位ライセンスによりテープバックアップを利用する場合は Arcserve Backup、レプリケーションを利用する場合は Arcserve Replication and High Availability の製品を付加することが出来ます。

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