Acronis Backup 12.5のAll-in-OneアプライアンスでVMware ESXiをバックアップ 第1回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

Acronis Backup12.5の製品情報をアップデートすべく、Acronis社主催の製品セミナーに先日参加してきました。
12.5がリリースされて2年近くになりますので、製品情報のアップデートと言っても目新しい話は無く、新しいOSへの対応とか、バグフィックス的な話が中心かと思っていたのですが…

なんと、いつの間にかESXi向けのバックアップの仕様が大きく様変わりし、非常に良い感じになっていることをご教示頂きました。

どう変わったのかは、こちら↓↓↓をご覧下さい。当日頂戴したチラシです。
All-in-One-Appliance

Acronis BackupによるESXiのバックアップについては過去に当ブログでも取り上げており、ESXiハイパーバイザー含めてバックアップが取得出来る製品として悪くないと思っておりましたが、管理サーバーが別建てで必要とか、ESXi上のESXi向けアプライアンスはバックアップが出来ないとか、少々至らない点が有ったのは事実です。

それがAll-in-Oneアプライアンスのリリースにより、大幅に改善され、無敵な感じになっておりました。
Update2以降ということは結構以前から変わっていたことになりますが、全然知りませんでした。。。
っていうか、Acronisさん、もっと大々的に宣伝しましょうよ。
Update2のリリースノートを読み直しましたけど、All-in-Oneアプライアンスの件は全く読み取れませんでしたよ!

と言うわけで、All-in-Oneアプライアンスの実力の程を把握すべく、今回から以下3回に分けて、All-in-Oneアプライアンスを触っていきたいと思います。

第1回 All-in-Oneアプライアンスのセットアップ
第2回 ESXiのバックアップ
第3回 ESXiのリストア

ちなみに、弊社では Acronis Cyber Backup の導入/構築について多数実績がございます。ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。

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Acronis Backup 12.5 Update2 続報

こんにちは。
ヒゲダルマです。

先日ブログに書いたAcronis Backup 12.5 Update2の不具合の件ですが、暇が出来たのでAcronis社に問い合わせました。

結果、以下の回答を得ました。

作業をご実施いただいている環境にてDNS サーバをお使いでない場合に、名前解決ができずに追加に失敗している可能性がございます。
<省略>
以上のことから、ご利用環境にDNS サーバーが存在しない場合にはご提示のページにございます仮想アプライアンス側の設定で、管理サーバーをIP アドレス指定する方法で追加いただけるようお願いしております。

要はAcronis Backup管理サーバーの名前解決が可能なDNSサーバーを用意し、仮想アプライアンスからアクセス可能にしておかないと、仮想アプライアンスの展開或いは運用上、何かと不便しますよ、ということのようです。

私は先の不具合時に管理サーバーのIPアドレスを手動設定することで問題を回避した訳ですが、確かに、Update2以前のAcronis Backupでも、名前解決に絡んでこのような不具合があったことを考えると、DNSサーバーは運用上必須かも知れません。

とは言え、全ての運用環境でAcronis Backup管理サーバーのAレコードをDNSサーバーに登録出来るとも限りませんし・・・。

と言うわけで、何かの時に備えて、仮想アプライアンスのhostsファイル書き換え手順を下記しておきます。

1.vSphere Clientで仮想アプライアンスのコンソールを表示
2.キーボードの【Ctrl + Alt + Space + F2】を押して、シェル画面に切替え
3.以下のコマンドを実行
cd etc
4.以下のコマンドを実行
vi hosts
5.キーボードの【i】を入力
6.以下のように、ESXi ホスト(有ればvCenter Serverも)、管理サーバーのIPアドレスとホスト名を入力
172.23.23.110 vCenter Serverホスト名
172.23.23.111 ESXiホスト名
172.23.23.112 Acronis Backup管理サーバーホスト名

8.編集が終わったら【ESC】を入力
9.以下のコマンドを実行
:wq
10.【Alt + F1】を押下してGUI 画面に切り替え
11.仮想アプライアンスを再起動

以上、駄文散文ではございましたが、ご拝読ありがとうございました。

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Acronis Backup ブータブルメディアの作成

こんにちは。
ヒゲダルマです。

今さらなんですが、Acronis Backupのブータブルメディア作成について書いておきます。これが無いとAcronis Backupでバックアップしておいても、ベアメタルリカバリ作業が出来ません。
物理マシンのHDDが故障/交換となった後に必要となるメディアですので、そうなる前に予め作成しておきましょう。

ちなみに、ブータブルメディアの作成に必要なモジュールはAcronis Backupをバカインストールしてあれば、既にインストール済みとなりますので、特に準備は不要ですが、ブータブルメディアを焼くためにお手元にはCD-Rを1枚ご用意下さい。

弊社ではVMwreに限らず各種仮想環境の構築、それらのバックアップにつきまして、実績豊富に取りそろえております。宜しければ一度ご相談下さい。

では、早速、手順を追ってみたいと思います。

1.【スタートメニュー】⇒【Run Bootable Media Builder】を選択します。
image

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Acronis Backup 12.5 Update2

こんにちは。
ヒゲダルマです。

先日、Acronis Backup 12.5のUpdate2(12.5.8690)がリリースされました。
新しいOSのサポートや操作性の向上、バグフィックス等、更新には色々含まれております。更新の詳細はこちらをご覧下さい。

個人的には、以前、当ブログでとりあげた、Acronis Backup 12.5でバックアップ実行時のエラー“Cannot check the license due to a connection issue with the management server”がUpdate2で解消したとの情報があり、そちらが気になった次第です。

と言うわけで、早速、手元の環境で障害が解消したか否か確認してみました。

用意した環境は以下の通りです。

Windows Server 2016:Acronis Backup管理サーバー
VMware ESXi 6.0:バックアップ対象、仮想アプライアンス(エージェント)を配置

作業の流れ的には、以下の通りです。(この辺の手順はこちらこちらをご覧下さい。)

  1. Acronis Backup管理サーバーインストール
  2. 管理サーバーからデバイスの追加にて仮想アプライアンスをESXiに展開
  3. バックアップを設定し実行

が、しかし、いきなり、2がエラーでこけました

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Acronis Backup 12.5でVMware ESXiをバックアップ 第2回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

前回に引き続き、Acronis Backup 12.5によるESXi/ハイパーバイザーのバックアップです。

前回はバックアップの準備までをご紹介しましたので、今回はバックアップの実行です。
バックアップの実行自体はAcronis Backupの通常のバックアップと殆ど変わりませんので、Acronis Backupを使い慣れた方で有れば、以下の内容を見なくてもサクッと出来てしまうと思います。

とは言え、折角なので、以下バックアップの実行手順について、ご覧頂ければと思います。

ちなみに、弊社ではVMwreに限らず各種仮想環境の構築、それらのバックアップにつきまして、実績豊富に取りそろえております。宜しければ一度ご相談下さい。

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Acronis Backup 12.5でVMware ESXiをバックアップ 第1回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

皆さん、VMware ESXi(ハイパーバイザー)のバックアップって、どうされてます?

物理マシン起動時にハイパーバイザーがメモリに読み込まれてしまえば、運用中はハイパーバイザー格納領域へのアクセスは基本的に生じませんので、格納先のHDD、USBメモリやSDカードの可用性/耐久性はそれほど要求されませんし、万が一壊れても物理マシンを再起動でもしない限りハイパーバイザーの運用は継続出来、仮想マシンも動いたままです。
ただし、再起動したら、ハイパーバイザーは上がってきませんし、格納領域の修理/交換とハイパーバイザーの再セットアップが必要になります。

なので、ハイパーバイザーの冗長性を高める方法として、ミラー対応の冗長SDカードスロットモジュールを採用しているようなサーバーもありますが、普通のUSBメモリをハイパーバイザー格納領域としているケースも多いのではないでしょうか。I/Oが殆ど無いのでUSBメモリでも十分な耐久性はあるとも考えられますが、絶対に壊れないモノってこの世にはありませんよね。

となると、ハイパーバイザーもバックアップは必要だと思います。

ハイパーバイザーのバックアップはVMware社のナレッジにもあります通り、CLIでコマンドを1,2個叩くだけです。バックアップはtgz形式のファイルとして生成されますので、後はそれを大切に保管すればOKです。

でも、ESXiの設定変更の都度、手動でバックアップを実施という運用は少々不安が残ります。

と言うわけで、ESXi/ハイパーバイザーのバックアップソリューションを見回すと、ESXi上の仮想マシンをバックアップする製品は多数揃っていますが、ESXi/ハイパーバイザーそのものをバックアップ出来る製品って実は限られています。

そういう意味で今回ご紹介するAcronis Backup 12.5はESXi/ハイパーバイザーも仮想マシンもどちらもバックアップ可能な珍しい製品となります。

そんな訳で、前置き長くなりましたが、Acronis Backup 12.5でVMware ESXi/ハイパーバイザーをバックアップする方法を、以下2回に分けてご紹介したいと思います。

第1回 バックアップの準備
第2回 バックアップの実行

ちなみに、弊社ではVMwreに限らず各種仮想環境の構築、それらのバックアップにつきまして、実績豊富に取りそろえております。宜しければ一度ご相談下さい。

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Acronis Backup 12.5でバックアップ時にエラー"Cannot check the license due to a connection issue with the management server"

こんにちは。
ヒゲダルマです。

Acronis Backup 12.5でバックアップ実行時に”Cannot check the license due to a connection issue with the management server”というエラーメッセージでバックアップが失敗するケースまれにあります。

管理サーバーからプッシュインストールでエージェント/仮想アプライアンスをセットアップしており、バックアップジョブの作成時にもエージェント/仮想アプライアンスと通信している(ように見える?)にも関わらず、このエラーなので、「connection issueって何よ?」っていう感じで一瞬焦りますが。。。

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Acronis Backup 12.5でV2V 第3回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

前回に引き続き、Acronis Backup 12.5を用いたV2Vについて、ご紹介したいと思います。
第3回はV2V(移行)方法についてです。

移行の大凡のステップは以下の通りです。

  1. 移行元ハイパーバイザー(ESXi)の仮想マシンをバックアップ
  2. 移行先ハイパーバイザー(Hyper-V)に仮想マシンをリストア

V2Vと言っていますが、要はAcronis Backupでバックアップ/リストアするだけです。
とは言え、バックアップ対象とは異なるハイパーバイザーにリストアを行いますので、多少考慮しないといけない点もありますので、その辺も多少触れたいと思います。

では早速、V2V方法を順を追って見ていきたいと思います。

ちなみに、弊社では Acronis Cyber Backup の導入/構築について多数実績がございます。ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。

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Acronis Backup 12.5でV2V 第2回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

前回に引き続き、Acronis Backup 12.5を用いたV2Vについて、ご紹介したいと思います。
第2回はAcronis Backupの展開方法についてです。

展開の大凡のステップは以下の通りです。

  1. 移行作業用マシンにAcronis Backup管理サーバーをインストール
  2. 移行元ハイパーバイザー(ESXi)に仮想アプライアンスをデプロイ
  3. 移行先ハイパーバイザー(Hyper-V)にエージェントをインストール
  4. 移行元ハイパーバイザー(ESXi)にライセンスをアサイン

今回はESXiからHyper-VへのV2Vをご紹介致しますが、Hyper-VからESXiへのV2Vでも展開方法は殆ど同じです。詳細は後述しますが、ライセンスのアサインのみが変わるだけです。

では早速、展開方法を順を追って見ていきたいと思います。

弊社では Acronis Cyber Backup の導入/構築について多数実績がございます。ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。

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Acronis Backup 12.5でV2V 第1回

こんにちは。
ヒゲダルマです。

暫くご無沙汰してしまい申し訳ありません。

さて、唐突ですが、仮想マシンのお引っ越しって皆さんどうしてます?

余り頻繁にやることではないかも知れませんが、ハイパーバイザーに使用しているハードウェアの保証期間終了に伴い、仮想マシンを他のハイパーバイザー上にお引っ越し(V2V)しないといけないケースは無くはないと思います。

「V2Vと言っても、仮想マシンなんだからファイルコピーするだけだよね?」というご意見もあろうかと思いますが、例えばVMware ESXiからHyper-Vとかその逆とか、ハイパーバイザー自体が変わるケースでは仮想マシン/仮想ディスクのフォーマットが異なりますのでファイルコピーするだけとは行きません。

V2Vのプロセスではそれらフォーマットの変換をする必要があり、VMwareからはvCenter Converter Standalone、マイクロソフトからはVirtual Machine Converterなど、各コンバーターが提供されていますので、それらを利用出来なくは有りません。が、色々と前提条件が付いていたり、ユーザーガイドが英語しか無かったり、サポートが受けられるか否かも微妙だったり等々、正直微妙です。。

そこで、V2Vの方法は色々と考えられますが、今回はAcronis Backup 12.5 Standard Virtual Host(以下、Acronis Backup)を用いたV2Vをご紹介したいと思います。

弊社では Acronis Cyber Backup の導入/構築について多数実績がございます。ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。

Acronis Backupは当ブログでも幾度か取り上げていますので詳細は省きますが、基本的にはディスクイメージバックアップのソリューションです。物理でも仮想でもWindowsでもLinuxでも、まあ現在稼働中のオープンシステムなら大体バックアップ可能です。

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Acronis Backup 12.5 Update1にてエージェントの大規模展開ツールがリリース

こんにちは。
ヒゲダルマです。

先日Acronis Backup 12.5 Update1がリリースされました。

バグフィックスが多数含まれていますので、素の12.5をお使いで不具合に困っているケースでは一先ずUpdate1へのアップグレードをお試し頂くと良いかも知れませんね。

そんなUpdate1ですが、さりげなく良さげなモノが新機能として加わってました。
特に機能に名称が付いていないようですが、簡単に言うと「Acronis Backupのエージェントを大量に展開する為のツール」です。これまで無かったのが不思議ですが・・・

Acronis Backupによるバックアップ対象にはエージェントもしくは仮想アプライアンスをインストール/デプロイする必要がありますが、これまでは管理サーバーからGUIで1台ずつ追加作業をしなければならず、バックアップ対象が二桁になると結構煩わしい作業になっていました。

今回Update1でリリースされた「Acronis Backupのエージェントを大量に展開する為のツール」を使用すると、バックアップ対象のホスト名/管理者アカウント/パスワードの一覧をCSV形式で予め作成しておけば、後はコマンド1つで一括してエージェントのインストール/追加が行えるようです。こりゃ便利!

と言うわけで、後日試してみたいと思います。

ちなみに、現時点でこのツールの対象はWindowsだけとなりますので、LinuxやESXiについては残念ながら引き続きGUIで手作業となります。。。

以上、駄文散文ではございましたが、ご拝読ありがとうございました。

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Acronis Backup 12 でSID変更が終わらない件

こんにちは。
ヒゲダルマです。

今回は結構ニッチなお話しです。

Acronis Backupでは各種作業用にBootable Mediaを作成出来ます。
バックアップ対象のサーバーやクライアントのコールドバックアップ取得や、取得済みバックアップからのシステム復旧などの際にこのBootable Mediaから該当マシンを起動します。

また、このBootable Mediaを利用してクライアントPCのクローニング作業も行えます。

クローニングとは1台のクライアントからマスターイメージをバックアップ取得し、そのイメージを他のクライアントにリストアしてクライアントセットアップの工数を削減する手法です。(もちろん、クローニング対象台数分のAcronis Backupのライセンスは必要です。)

で、このクローニングの際にはリストア時のオプションとしてSIDの変更(Change SID after recovery)を選択する必要があります。(何故SID変更が必要かはこちらを参照)
Change SID

ところが、Acronis Backup 12で作成したBootable MediaだとSIDの変更処理が全然終わらないという問題を抱えています。

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Acronis Backup 12のバックアップ設定による結果の比較

こんにちは。
ヒゲダルマです。

Acronis Backup 12のバックアップ設定には色々なオプションがありますが、バックアップ所要時間に影響がありそうなオプションは、”パフォーマンス”と”圧縮”の2項目になろうかと思います。

デフォルトでは以下のように設定されています。

  • パフォーマンス:通常
  • 圧縮:通常

そのままで運用されているケースが殆どかとは思いますが、パフォーマンスについては低/通常/高の3段階、圧縮についてはなし/通常/高/最大の4段階で設定変更が可能になっているので、実際のところ、両設定を変更するとバックアップ所要時間等にどの程度の違いが出るのか気になるところではあります。

と言うわけで、試してみました。

ちなみに、弊社では Acronis Cyber Backup の導入/構築について多数実績がございます。ご検討の際には是非ご相談頂けますと幸いです。

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