こんにちは、管理人です。
Microsoft 365を管理していて、最近ちょっと気になる変化がありました。
Microsoft 365 Business BasicやBusiness Standardのメールボックス容量が
これまでの50GBではなく、100GBになっているではありませんか!!
「Business系のExchange Onlineって50GBじゃなかったっけ?」
Microsoft 365を長く管理している方ならそう思いますよね?
- Microsoft 365 Business Basic:50GB
- Microsoft 365 Business Standard:50GB
- Exchange Online Plan 1:50GB
- Exchange Online Plan 2:100GB
- Microsoft 365 E3/E5:100GB
ところが2026年の夏、テナントごとに順次提供されているようです。
Microsoft公式ページにも「100GB」と記載されています!
Microsoftのプラン比較ページを確認すると
Microsoft 365 Business StandardとBusiness Basicについて、次のように案内されています。
プライマリメールボックス:100GB
アーカイブ:50GB
これはかなり大きな変更ですよね。
従来50GBだったものが100GBですから、メールボックス容量が急に2倍にですもの。
参考:Microsoft Outlook for Business プランと価格
ただし、この変更は順次展開されており、すべてのテナントへ同時に反映されるわけではありません。
そのため現時点では
「あるテナントでは100GBになっているのに、別のテナントではまだ50GB」
という状況が発生していると思われます。
参考:Microsoft Q&A:New update for M365 subscription
Microsoftのドキュメントにはまだ「50GB」と書かれているものも・・・
Microsoft Learnに掲載されている「Exchange Online limits」を確認すると、2026年8月19日現在、Microsoft 365 Business Basic / Standardのユーザーメールボックスは、まだ50GBと記載されています。
容量警告についても、次のような記載になっています。
- Warning:49GB
- Prohibit Send:49.5GB
- Prohibit Send/Receive:50GB
2026年8月19日時点では、Microsoft公式情報の中でも表記が揃っていない状態です。
- Microsoft 365製品ページ → 100GB
- Microsoft Q&A → 100GBへの増加を案内
- Exchange Onlineサービス制限 → 50GB
Microsoft 365に限らずですが、比較的大きな仕様変更でも、ロールアウトとドキュメント更新のタイミングが一致しないことってありますよね。
参考:Microsoft Learn:Exchange Online limits
2026年のMicrosoft 365価格・パッケージ変更との関係
Microsoftは2026年3月に、Microsoft 365の価格およびパッケージ変更を発表しています。
Microsoft公式FAQでは、2026年7月1日からMicrosoft 365 Business BasicやBusiness Standardなどの価格変更が実施されるとともに、セキュリティ、ストレージ、AI関連の機能追加を行うと説明されています。
また、対象となる新しい機能については2026年中に順次提供されるとされています。
メールボックス100GB化について、このFAQだけでは具体的な容量まで記載されていませんが、今回のMicrosoft 365 Business製品の機能・パッケージ強化の流れの中で反映されているものだと考えられます。
参考:Microsoft:2026 Microsoft 365 Packaging and Pricing Updates FAQ
実際のメールボックス容量を確認してみる
実際に設定されているメールボックス容量をOutlookで確認できました。
管理者のかたはExchange管理センターのメールボックス使用状況からでも確認できると思います。

Exchange Online PowerShellでも次のように確認できました。
Get-EXOMailbox -Identity user@example.com -PropertySets Quota
ProhibitSendQuota : 99 GB (106,300,440,576 bytes)
ProhibitSendReceiveQuota : 100 GB (107,374,182,400 bytes)
IssueWarningQuota : 98 GB (105,226,698,752 bytes)
ArchiveQuota : 50 GB (53,687,091,200 bytes)
ArchiveWarningQuota : 45 GB (48,318,382,080 bytes)
※上記結果は抜粋しています。
今回の変更はMicrosoft 365 Businessシリーズを利用している企業にとって
非常に大きなメリット と思います。
数年間Microsoft 365を利用しているユーザーの場合、
- 「メールボックスが45GBを超えてきた」
- 「アーカイブを有効にして移動する?」
- 「このユーザーだけ上位ライセンスにするべき?」
といった悩みから一旦は解放されますよね。
メールを長期間保存する企業にとっては、ライセンスコストだけでなく、管理者にとってもありがたい変更です。
まとめ
2026年8月現在、Microsoft 365 Business Basic / Standardについて、Microsoftの製品ページでは
プライマリメールボックス100GB、アーカイブ50GB と案内されています。
Microsoft Q&Aでも2026年7月に、Business系ライセンスのメールボックスが50GBから100GBへ拡張され、順次展開されている旨が案内されています。
一方、Exchange Onlineのサービス制限ページでは、現在もBusiness Basic / Standardは50GBと記載されており、現時点ではMicrosoft側のドキュメント更新が完全には揃っていないようです。
Microsoft 365管理者の方は、一度Exchange管理センターやExchange Online PowerShellから、自社テナントのメールボックス容量を確認してみてはいかがでしょうか。
いつの間にか50GBから100GBになっているかもしれません。
今後Microsoft Learn側の制限表も100GBへ更新されるのか、引き続きウォッチングしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※本記事の内容は2026年8月19日時点で確認できるMicrosoft公開情報をもとにしています。Microsoft 365はクラウドサービスのため、ライセンス仕様や提供条件は今後変更される可能性があります。








